興味のむくまま読んだ本♪

読んだ本の事を中心に。

9人の方へのインタビューから「はたらき」に繋がる考え方やストーリーを探る 『わたしのはたらき』

全国から数百人の人々が奈良県立図書館に集まって、「自分の仕事」について考えあった3日間のフォーラムから生まれた本。
Ⅰ 『自分の仕事を考える3日間』

自分の仕事を考える3日間 ・I

自分の仕事を考える3日間 ・I

 

 Ⅱ 『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』

みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?

みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?

 

 

 

Ⅲ 『わたしのはたらき』

 

わたしのはたらき

わたしのはたらき

 

 

この中の、わたしのはたらき を読了。
この本は著者の西村佳哲さんが9人の方にインタビューしまとめたもの。

「わたしたちには一人ひとりに、その人が持っている”はたらき”があるように思います。
それは職能や肩書き以前のもので、持ち味といえなくもないけれど、もっと力に近い。本人がいることで周囲が受ける影響、ごく自然に生まれる作用があると思う。
その”はたらき”と、本人の仕事、ひいては生きていることがより一致して感じられるとき、人は納得や満足や安らぎを得ているように見えるのだけど、どうでしょうか?」
(まえがきにかえて、より)

前提条件というか、まえがきにかえての考え方が根底にある中での「人」の選択なので、本一冊を通してみると、9人の方それぞれのスタンスが共通しているようにみえる。

それは、人生のゴール設定をして目標に向けて進むと言うよりは、日々を積み重ねて「今にある」というもの。

ただしそれは、成り行き任せではあるけれど、生き当たりばったりとは違う。

それぞれの方のやり方で、「今の状態」が自分にフィットしているか常に考えた中での、成り行き。

言い方を変えると、日常を通して「自分に孵っていく」ことなのだと思う。
だから、一人一人の細部をみると、例えば、A氏とB氏は相反する考えをもって行動して今に至っている人もいるのが分かるのも、この本の面白いところ。

自分の中の本来抱えているミッションを見つけ、自分自身のはたらきに繋げる手がかりになるかもしれない。

2017年5月に読んだ本

今年は30冊の本を読もうと思もうと目標を立てたのが、お正月。
月2冊+アルファーであれば、実現可能な数字かな…と思いまして(^^;
5月は比較的時間の余裕があったので、6冊読了。
ちょっと達成感あります♪
5月は興味の範囲が「自分」に向かっていたのが、分かるラインナップ。
それぞれの本を選んだ時には特に意識はしていなかったんですけどね。
まとめてみると分かる事って、ありますね。
 
 
『欲張り♪』な本棚 - 2017年05月 (6作品)
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カフェでトライしてみたい 【街歩きスケッチ入門】

【永沢まことの街歩きスケッチ入門】

 

永沢まことの街歩きスケッチ入門 (玄光社ムック)

永沢まことの街歩きスケッチ入門 (玄光社ムック)

 

 

ねこは何処に⁈ 【ねこを撮る】 - 興味のむくまま読んだ本♪でネコ写真のことを書いたけど。

絵を描くのも好き。
最近は描いてないなぁ。字すら書くことが少なくなっている。

好きと言っても、ノートの隅にいたずら書きの程度。
でも、こんな風にカフェでお茶しながらサラサラっと街の風景を小さなスケッチブックに描ければ、どんなに楽しいだろうと思う。

描くと言っても、こんな感じに描きたいのであって、いわゆる「絵手紙」はちょっとイメージが違うからね。


普段読まない書棚にもたまに足を向けると、日常に埋没していた「時間があったらやってみたいこと」「興味があること」が浮き上がってくる。

時間がないから後回しにして、また埋没させるか。
この機会に一歩踏み出してみるか。

こんな小さな事でも、自分の人生に与える影響は大きくなることがあるんじゃないかな。

 

午後買い物に行くから、小さなノートを探してみよう♪