興味のむくまま読んだ本♪

読んだ本の事を中心に。

生い立ちと働くことの哲学が詰まった「ゼロ」

図書館で見つけて、後半部分のみ立ち読みしました。あー、正確には座り読み(^^;;

 

前半の自叙伝的箇所はそんなに興味が無かったので、省略です。

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 前半のホリエモンの生い立ちから、後半の彼の「働く」ことの哲学が述べられている本。
この構成の特性を生かし、親との関係性から自立や働くことに繋げた切り口が含まれていることが面白い。
また、どんな職場にでも多かれ少なかれあるだろう「愚痴・妬み・足を引っぱる」という同僚との関係性や感情的な側面にも考えが述べられている。
「ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ」と一刀両断する小気味良さに思わず拍手したくなった。

 

「人はメシを食うために働くのではない。自らの生を充実させるために働くのだ。」

この本で言いたい事はなんだったかと聞かれたら、この文に尽きるのではないか。